作成者別アーカイブ: 紙田 彰

見夢録: 2013年10月22日 上海からのtwitter、facebook、Googleの検索

前2者はまるで繋がらない、Google検索は中国管理のものに切り替わる。
噂で知っていたけれど、実際体験すると気味が悪いものだ。

ほそく深い、声ばかり

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ほそくほそく深い声 声ばかり
静謐にしてしてね ね
激しいうねねりもうねりと

ひかがみみの国に埋設されて 匿されれても
ローマンスの鏡うなさぎどももと または
ひかりはひかかり 光を有するさちちりちり
さちさちちち 幸あれとどゆむ

どこにでも 初めにあるべき言葉はなべき
男たちとの娘たちとの 媾合からもう
むつみあって誕生するも いやがおうで

かなり傷んで どこからのくびれた
絵の具の中のなかをか 剥がれてきて
タブロー液を だいじなひびわれに塗って
彼女のかれ かれらの夢魔が梱包される

時間のすべてが あるかないかない
世界史とともに 世界の粒子を包み込んで
いつわりの歴史 いつ
わられた一点に凝縮さされ
もう世界面も 境界条件もうも膜だ
ままくだまく メンブレンのきっと
きっとみちびかれて 閉塞かなななにものかへ
開かれるなど ふさがれざる

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見夢録: 2013年10月21日 上海にこもる

急遽思い立って、上海に10日ほどこもるがごとく引きこもろうとするもくろみを、わずか数日でばたばたと取り決め、本日夕方に成田を出立することと相成った。
たつきの仕事の手があいていることと、体調で問題になっている数点の事柄が休止しているようなことになっているので、今のうちだという浅ましき考えが昂じたのかもしれぬ。
そうなると、準備も万端にととのえることとなり、古原稿データを掻き集め、自らを作品製造マシンと化するシステムを無理やりにでも拵えてしまったのであった。
といっても、原稿用紙と文房具に替えてタブレット端末を小脇に抱え、書斎を背負う代わりにネットワークを利用して魯迅墓のある上海に潜みながらも自宅にこもりつづけるというだけのことである。もちろん、版元も出版も無用、ブログで公開するという目先の用途を作ることで、素材集めから原稿作成、推敲プロセスも一挙に構築することになった。純粋創作への純粋欲望とでもいえばそれなりに態になるかもしれない。
けだし、これ、反商業主義、反権力、反国家、いわばグローバルアナーキズムというべき夢想のなせる業なるや。