ま、まみえる魂、ふるる距離よ

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この祈祷書にままみえる
上代のあああうるわしいとも
デスタンス 時間ともどもに
空の書のかなた のああ
広袤たるかなかなな自然の秘め
ひめごとやられたかみかみの
物語なのかな炎の ゆらめいて
ゆらゆらな亡霊なのか と

この肉の教養と から行為とから
から除外も 事実にもあわわれに
なりすぎない はべる除外にすぎぬ
ものものによって 一葉の写真ととは
どの詩篇にも語りかけて はずされ
ずらされれ 契機の偶然性と自然と
またたらの現実性を 捨てて
捨て 象としたら擬態なるるか

一人前の幼児に成長し
はじめてのうまれ故郷から
遠くまた はじめてみるみる
うそうこと よそおうことまだ幼児
一本杖でバランスを取り まだだ
右足だけの力で歩ける そその
父のときには 夢ではななく

この伝来の巻物 の性の由来の
祖母の家からかさねて 嫁いだ
曾祖母おもと もとあてへの書簡が
来ていたと つぶされたなおの
なおの何をかわかるのかを と

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