ほそく深い、声ばかり

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じつに そのことの懐かしい 事実
婚礼に ぎやかになりつつつづいて
二十数年たって 音信が
とぎれとぎれて しまって
いるのだから いはしない
あのよのあるかないよの
歩きすぎて しまった

そのうちから 絵もやらやらやぶられ
知られざる以前なのの 知られざるでないが
と 遠い因縁をいまさらさら
感じると いまさらながらもう 何十年なんなん
もうそれ以上もなく もう書いてもも

もうもう手元にありません し

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