(Salò 1)

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ファシズムとサディズムは 生命の罪障か
黒いジーンズに黒い半袖シャツの
心とつながるか 戒厳令下の北京だったかが

食べきれる量でない 持って帰られもせず
逃げ口上にも カメラは回るる
黒ずくくめで 抗議の形をと
コットンシャツで 最後までで

白斬鶏がどっさり 老酒に漬かったものも
商品としての映画 スカトロジーも
本物の糞尿を混在させるも 不可能でない
事物でしかない 劣情をもよもよおさせない

深く思考を促すか それぞれの表現だけで
知ららずに 心に入り込んだものも
感性とは知らずに 体験的な世界で
心的コントロールの (可能なのか)構成的に

外枠がファシズムの 白い木肌が
夜でもないのに ちらちらちら
カットされれたが 終末の自殺の
(よほど残酷な)原因か 窓から見たもののは

プラタナスの重い葉が かさかさなる並木道
歩きつづける感覚に 歩きつづける思考が
必要なののか 頼らざるを
感覚ではない 劣情の思い上がりり

列車焼き打ち事件で 逮捕されれた労働者に
次の体験があるか 思考に形をつけうる
菜単をむしりとる 官僚の劣情には
経済さえあれば 起来など
未来など どこにも

ブルドーザーで埋めても 同志よ
生きてているあいだのこと 死んだあとなら
裂くなりむしるなり 必要なののは
精神のの支配 権力への畏怖

人間の 全体化サイクルに根ざし
物質的な抑圧のみのみならず 処罰は厳しくも
白身魚のすりりおろし
こははだの皮身でロールし

薄味のとろろみスープが 旅客列車が
突っ込むレールの上に
横たわわる市民、学生に
闇の中の睦言で 観客が描く

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